【完全保存版】ハイエース200系のバッテリーの場所とサイズ|寒冷地仕様・ディーゼル車も徹底解説!


こんにちは、ハイエースを愛してやまないブロガーのブーブーです。


ハイエースに長年乗っていると、どうしても避けて通れないのが「バッテリー交換」ではないでしょうか?


でも「ハイエースのバッテリーってどこにあるの?」「寒冷地仕様やディーゼル車はサイズが違うの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。


この記事では、200系ハイエースをベースに、バッテリーの搭載場所・サイズ・交換手順・長持ちのコツまでをやさしく解説します。


ご自身でも安心して交換できるよう、取替の方法もまとめました。

良かったら最後までお読みいただけたらと思います。

ハイエース200系のバッテリー搭載場所と構造を理解しよう

ハイエースのバッテリーは助手席の下にある

 

「ボンネットを開けてもバッテリーが見当たらない」──これ、ハイエースあるあるです。


実は200系ハイエースでは、助手席シートの下にバッテリーが隠れています。

 


これは、エンジンをキャビンの下に配置するキャブオーバー構造だからです。


車内空間を広く取る代わりに、メンテナンス部品がシート下に集約されているわけですね。

アクセス方法は簡単です。

助手席を前に倒して座面下の樹脂カバーを外すと、金属ステーで固定されたバッテリーが現れます。


少し狭いですが、ラチェットレンチがあれば十分作業可能です。


このバッテリーの場所を知っておくと、突然のバッテリー上がりのときにも落ち着いて対応できます。

ハイエースの型式ごとに違う!200系の搭載パターン

200系ハイエースは、2004年の登場以来、型式やエンジン仕様によって細かな違いがあります。


代表的なパターンは以下のとおりです:

  • TRH200系(ガソリン車):助手席下に1個搭載
  • KDH200系(ディーゼル車):助手席下に1〜2個搭載(仕様により異なる)
  • 寒冷地仕様:ディーゼル車を中心に、2個のバッテリーを並列接続

特に寒冷地仕様は、始動性能を高めるためにダブルバッテリー仕様となっています。


冬の北海道や東北で販売された車両に多く見られる仕様で、2つのバッテリーを並列で繋ぎ、エンジン始動時の電力を確保しています。


200系ハイエースのバッテリーサイズと仕様別の違い

ガソリン車(TRH200系)のバッテリーサイズ

ガソリンエンジンのハイエース(TRH200V/TRH214Wなど)に搭載されるバッテリーは、標準仕様で55D23Lまたは75D23Lが主流です。


数字とアルファベットには意味があり、容量や端子位置を表しています:

  • 55・75:容量(数字が大きいほど高性能)
  • D:バッテリーの幅
  • 23:長さ(cm)
  • L:プラス端子が左側

寒冷地仕様ではより大容量の80D26L90D26Lが採用されることもあります。


容量アップは始動性に有利ですが、サイズが大きくなるため、取り付けスペースを確認してから選びましょう。


また、アイドリングストップ付き車両では専用の「充電制御対応バッテリー」を使うのが安全です。

ハイエースのディーゼル車(KDH200系)・寒冷地仕様のバッテリーサイズ

ディーゼルエンジンのハイエース(KDH200V/KDH206Vなど)は、始動時に高い電力を必要とするため、より大容量のバッテリーを採用しています。


標準仕様では80D26R×1、寒冷地仕様では80D26R×2個が並列接続されています。


Rは「プラス端子が右側」という意味です。

寒冷地仕様では2つのバッテリーを同時に使うため、交換時は必ず2個とも同じ型式・同時交換が鉄則です。


1つだけ新しくしても、古いバッテリーがもう片方を弱らせてしまい、性能低下を招きます。


冬場の始動性を維持するためにも、ペアでの交換を心がけましょう。


200系ハイエースのバッテリー交換手順と長持ちさせるコツ

初心者でもできる安全な交換手順

ハイエースのバッテリー交換は、構造を理解していれば自分でも行えます。


以下の手順で安全に交換してみましょう:

  1. 助手席をチルトアップし、座面下のカバーを外す
  2. マイナス端子(黒)→プラス端子(赤)の順で外す
  3. 固定ステーを外し、古いバッテリーを取り出す
  4. 新しいバッテリーを設置し、プラス端子→マイナス端子の順で接続
  5. 端子部を軽くグリスアップし、しっかり固定
  6. シートとカバーを戻して完了

作業の際は、金属工具がプラス端子と車体に同時に触れないよう注意しましょう。


また、ナビや時計の設定を保持したい場合は「バックアップ電源」を使うのがおすすめです。


最近はシガーソケットに差すだけでメモリー保持できる製品もあります。

ハイエースのバッテリーを長持ちさせる3つのコツ

ハイエースは商用・キャンピング・送迎など用途が幅広く、アイドリング時間が長くなりがちです。


だからこそ、バッテリーを長持ちさせるための習慣が大切です。

  • 週1回は20〜30分走行して充電サイクルを保つ
    短距離運転ばかりだと充電が不十分になりがちです。
  • アイドリング中の電装品使用を控える
    ライトやエアコンをつけっぱなしにすると負担が増えます。
  • 長期間乗らないときは補充電器を使う
    特にキャンピング仕様など長期保管する場合はメンテナンス充電を。

また、年に一度は電圧チェックを行い、12.4Vを下回るようなら早めの交換を検討しましょう。


バッテリーは「上がってから替える」より「調子が落ちる前に替える」のが安心です。


まとめ|ハイエース200系のバッテリーは「助手席下」!仕様に合ったサイズを選ぼう

ハイエース200系のバッテリーは、助手席下に搭載されています。


ガソリン車なら「55D23L」や「75D23L」、ディーゼル車や寒冷地仕様なら「80D26R」が定番です。


2個搭載車は必ず同時交換・同型式が鉄則です。


そして交換の際は、端子位置や容量、充電制御対応かどうかを確認しましょう。

日頃から走行距離が短い方や、冬季にバッテリー上がりを経験したことがある方は、少し容量の大きいバッテリーを選ぶのもおすすめです。


正しい知識とちょっとした工夫で、あなたのハイエースは冬でも元気に始動してくれます。

 

今日も安全運転で、快適なハイエースライフをお楽しみくださいね。

 

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