【保存版】ハイエースの床張りDIY!初心者でも1万円でできる方法と失敗しないコツ
こんにちは、ハイエースを愛してやまない中年ブロガーのブーブーです。
「ハイエースの床張りを自分でやってみたいけど、難しそう…」「業者に頼むと高いからできれば節約したい」そんな方に向けて、初心者でも1万円でできる床張りDIYの方法を紹介します。
この記事では、材料選びからカット、取り付けのコツまで、誰でもわかるようにやさしく解説します。
最後には「カットが面倒」「もっと手軽に仕上げたい」方向けに、おすすめの便利キットも紹介します。
1. ハイエース床張りDIYのメリットとは?
ハイエースをキャンピング仕様にする第一歩が「床張り」です。
見た目がスッキリするだけでなく、断熱性・静音性もアップします。
- さらに、荷物を積む時の安定感も抜群。
- 防音・断熱効果で快適性アップ
- 荷室がフラットになり、ベッドキットなどの設置が簡単
- DIYの満足感が高く、車中泊にも最適
業者に依頼すると平均で5〜8万円ほどかかりますが、DIYなら1万円前後で仕上げることも可能です。
2. 床張りの方法は2種類!どちらを選ぶ?
ハイエースの床張りには、大きく分けて2つの方法があります。
① フロアカーペットを外して根太を貼り付ける本格仕様
純正のフロアカーペットをすべて取り外し、車体の鉄板に直接根太(角材)を貼り付けて、その上に合板を固定する方法です。
完全にフラットで強度も高く、ベッドキットや収納家具をしっかり固定したい方におすすめ。
この方法を選ぶ場合、根太と根太の間にスタイロフォームなどの断熱材を敷き詰めると、断熱効果が格段にアップします。
夏の熱気や冬の冷気を抑えることで、車中泊時の快適性も向上します。
但しこの方法で作業の場合は1万円以上材料費がかかってきます。
② フロアカーペットの上から合板を敷くだけの簡易仕様
もう一つの方法は、純正フロアカーペットをそのまま残して、その上に合板を敷くだけの簡単なやり方です。
ボディに直接ネジ止めしないため、車検対応もしやすく、初心者でも取り組みやすいのが特徴です。
ただし、若干の段差や柔らかさが残ることがありますので、厚め(12mm程度)の合板を使用すると安定感が増します。
3. 床張りに必要な材料と道具
必要な材料
- 12mm厚の合板(ホームセンターで約3,000〜4,000円)
- クッションフロアまたはフロアマット(約2,000円)
- 両面テープ or マジックテープ(約1,000円)
- 断熱材(スタイロフォームなど:約1,500円)※根太方式の場合
使用する道具
- ジグソー(または丸ノコ)
- メジャー・マスキングテープ・カッター
- プラスドライバー・インパクトドライバー
どれもホームセンターで簡単に揃うもので、工具を持っていない方はレンタルでもOKです。
4. 型取りのコツと作業手順
ハイエースの床は微妙なカーブが多いため、型取りが重要です。
作業をスムーズに進めるためのポイントを紹介します。
① フロアカーペットを外す場合
カーペットを外す場合は、そのフロアカーペット自体を型紙代わりに使うのが一番正確です。
カーペットを合板の上に乗せて、鉛筆で輪郭をなぞればある程度フィットする床板が作れます。
② フロアカーペットを残す場合
段ボールやクラフト紙を使って荷台の形を写し取ります。
または型取り君や型取りゲージといった湾曲した形のものを綺麗に形どれる物があるのでそちらを使用するのもおすすめです。
この「型取り」を丁寧に行うことで、ズレのないきれいな仕上がりになります。
③ 合板のカット
転写したラインに沿ってジグソーでカットします。
直線部分は定規を当てながらカットするときれいに仕上がります。角や曲線部分は少しずつ削るのがポイント。
5. 床張りDIYのコツと注意点
- 板を分割すると、メンテナンスや後部座席の取り外しが簡単
- ネジ止めは最小限に(車検時に板を外す場合があるため)
- 湿気対策として板の裏面にニスや防腐剤を塗るのもおすすめ
また、セカンドシート周辺を床張りする場合は車検対応に注意が必要です。詳しくは関連記事「ハイエースの床張りは車検に通る?通らないパターンも徹底解説!」もご覧ください。
6. 「カットが面倒…」という方へ
ここまで読んで「やってみたいけど、型取りやカットが大変そう…」という方も多いはず。
そんな方には、荷台のサイズにピッタリ合うカット済み床張りキットがおすすめです。
リンク先のキットは、車種別に正確にカット済みだから、工具不要で敷くだけで完成!
しかも見た目も美しく、プロのような仕上がりになります。
DIY初心者には最適なアイテムです。時間や労力を節約して、スマートにキャンピング化を進めましょう!
まとめ
ハイエースの床張りは、初心者でも手順を守れば1万円前後で実現できます。
フロアカーペットを残すか、根太を組んで断熱材を入れるかで仕上がりや快適性が大きく変わります。
自分の目的に合わせて方法を選びましょう。
DIYの魅力は、コストを抑えつつ自分好みに仕上げられること。ただし、カット作業や型取りが不安な方は、カット済みキットを使うのが正解です。
あなたのハイエースを、もっと快適な車中泊仕様に。
この記事が、次のDIYのきっかけになればうれしいです。
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