ハイエースのタイヤトルクは?交換方法や時期のまとめ

ハイエースにお乗りの皆様、タイヤのローテーションはしていますか?

タイヤを長持ちさせる為には定期的にタイヤを前後入れ替えてあげる必要があります。

スノータイヤを持っていればローテーションは必要がない?

どうして入れ替える必要があるのか?どのくらいの頻度で入れ替えれば良いものか?

自分でタイヤ交換するやり方が最後まで見てもらうとわかる様になっています。

良かったら最後まで読んでください。

ハイエースのタイヤローテーションはなぜ必要なの?また目安となる距離は?

まずそもそも何故タイヤのローテーションは必要なのか?

それはタイヤは駆動、旋回、制動なと走行する事により少しずつタイヤが地面に擦れて摩耗していきます。

ですが4輪共に均等には減っていきません。フロントのタイヤはハンドルを回した時にタイヤが旋回するのでタイヤ接地面の外側が早く摩耗します。

あとハイエースは後輪駆動なので後ろのタイヤに大きな力がかかるので後ろのタイヤの設置面のセンターが減りやすいと言われています。

なので定期的に前後タイヤを入れ替えてあげる事によってタイヤの寿命を伸ばしてあげる事ができます。

一般的にタイヤのローテーションは5000キロ毎にしてあげるのがおすすめです。

ちなみにタイヤの空気圧が低い状態での走行もタイヤにとって、とても悪影響を与えてしまいます。

タイヤの空気圧は2ヶ月で全体の空気の1割が自然に抜けてしまうので定期的に調整してあげましょう。

ガソリンを入れる時に一緒にスタンドで調整するのがオススメです。

ハイエースバンの車であれば一年車検なので半年の法令点検とそれぞれタイヤローテーションすれば自身で入れ替える必要はないと思います。

ハイエースのタイヤ交換に必要な車載工具はどこにあるの?車載ジャッキの収納場所はどこ?

ハイエースの車載ジャッキは助手席のスライドドアを開けたスカッフプレートのカバーを外すとあります。

解除ダイヤルを回転させて下降させると車載ジャッキが取り出せます。

スーパーGLの場合、レンチやハンドルなどの工具はセカンドシートの裏に収納されています。

スーパーGL以外のグレードは車載ジャッキと一緒に収納されています。

もともとクルマに搭載されている車載工具でタイヤのローテーションする場合にはスペアタイヤを使う必要があります。

スペアタイヤは後ろのバックドア付近に収納されています。

バックドアを開けてバックドアストライカーの少し左にスペアタイヤを外すサービスホールがあります。

カバーを外して車載工具のソケットレンチで反時計回りにボルトを緩めるとスペアタイヤが下降してストッパーを外すとスペアタイヤを取り出すことが出来ます。

ハイエースタイヤ交換のやり方と車載ジャッキの使い方は?

FR車や4WD車のローテーションは後輪のタイヤをそのまま前輪に取り付けて、前輪のタイヤを左右入れ替えて後輪に取り付けをします。

同じサイズのスペアタイヤがある場合は5本での入れ替えを行います。

もともとクルマに搭載されている車載工具でタイヤのローテーションする場合にはスペアタイヤなどを使って一輪ずつタイヤを入れ替えてあげる必要があります。

なぜかと言うと車載用ジャッキは1輪しかタイヤが外せないので前後のタイヤの入れ替えが出来ない為です。

クルマのシフトレバーはPレンジでサイドブレーキを引いておきます。

タイヤ入れ替えするタイヤの対角のタイヤの前後に輪止めをかける。

リフトアップするとホイールが空転する為、ホイールを固定しているナットを緩めることができません。

そのため、ジャッキアップする前にホイールナットを半回転ほど緩めておきます。1輪に付き6カ所ナットを緩めてあげます。

どこのタイヤから交換しても構いませんが順番はあります。今回は右前タイヤからスタートとします。

右前タイヤ後端部から後方に5㎝ほどの所でロッカーパネルから5㎝ほど内側に車載ジャッキを当てるポイントがあります。円形の形をしているので見ると何となくわかると思います。

ジャッキを少しずつ上昇させタイヤが地面から浮きあがったらタイヤをホイールごと外してスペアタイヤを取り付けます。

ナットを手で締め付けてその後、タイヤが回転しない様に手で押さえながらソケットレンチでナット締め付けます。

次に右前のタイヤはそのまま後ろに付けたいので右後ろのタイヤを外します。右前タイヤ同様にナットを半回転ほど緩めておきます。

リヤのジャッキポイントはリーフスプリングの前端部の折り重なったストッパボルトにかけてジャッキアップします。

右前についていたタイヤを右後ろに取り付けます。

次に左の前タイヤを同様の手順で外して右後ろについていたタイヤを取り付けます。

左後ろタイヤを外して左前タイヤを取り付けます。

スペアタイヤ含めてのローテーションはここまでとなりますが、ホイールを交換している場合は右前に付けたスペアタイヤと左後ろについていたタイヤを入れ替えてあげます。

ガレージジャッキをお待ちであればのこちらの記事を見てもらえたらと思います。

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ハイエースタイヤ交換に必要なトルクレンチと締め付けトルクは?

タイヤの入れ替えが終わりタイヤを設置させた後にホイールの本締めをします。

これはとても重要なので忘れずに必ず行ってください。

ナットの締め付けは対角線上に2、3回に分けて締め付け、最終的にトルク100N.mで締め付けをします。

このトルクは締め付けの最後に体重を軽くかけて「ぐっ」と締め込むと大体規定のトルクで締め付けられると言われています。

がそうは言っても締めすぎてしまい、ナットが緩まなくなってしまったり、最悪オーバートルクでボルトが折れてしまったりする事もあります。

ボルトが折れると心も折れてしまうので出来ればトルクレンチを使用して規定のトルクで締め付けをお勧めします。

なので出来ればトルクレンチの使用をお勧めします。

トルクレンチはセットしたトルク以上に締め付けができない構造になっているのでオーバートルクになることがありません。

ホイールを車両につける際に若干ズレて取り付いてしまう事があります。

車をしばらく走行させて、ナットが緩んでいないかを確認します。

この作業を怠ると走行中にタイヤが外れてしまうなどの大事故が発生してしまう可能性もありますので必ず確認はしましょう。

最後にハイエースバンは前後でタイヤの空気圧の圧力が違います。

スーパーGLの空載時はフロント325kpaリヤ300kpaです。

ハイエースは仕様、グレード、荷物の有無によって空気圧の圧力が違いますので運転席のドアを開けた所に書いてあるタイヤ空気圧を参考にしてください。

ガソリンスタンドなどで空気圧の調整はやっておきましょう。

ちなみにマキタから出ている電動空気入れがあるととても便利です。

クルマから、自転車にボールなどにも使えるのでとても便利ですよ。

ハイエースタイヤ交換、ホイールのトルクのまとめ

ハイエースのタイヤ交換手順をまとめ

シフトはPレンジ、サイドブレーキをかける。

ジャッキアップする前にホイールのナットを半回転緩めておく。

車載ジャッキは助手席スカッフプレートにあり。

ジャッキアップするタイヤの対角線上のタイヤの前後に輪止めをかける。

タイヤのローテーションは入替する場所が決まっているのでつけ替える順番を守る。

順番はスペアタイヤ外して、右前タイヤ→右後タイヤ→左前タイヤ→左後タイヤ→右前タイヤと順番入れ替える。

ナットの締め付け作業での大きなポイントは、「対角にあるナットの順番で2、3回に分けて均等に締め付けをする。

全てのタイヤの入替が終わったらトルクレンチを使用して増し締めする。

締め付けのトルクは100N.mです。

少し走行してタイヤを馴染ませてから再度ナットに緩みが無いか締め付けを確認する。

タイヤの空気圧を規定圧に調整する

以上です。

万が一走行中にタイヤが外れてしまったりするととんでもない大事件に発展する可能性があります。

ご自身での作業はルールを守って安全に楽しく、確実な作業をお願いします。

少しでも不安のある方は3000円ほどでタイヤのローテーションはしてもらえるのでプロにお任せしましょう。

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