サブバッテリーシステムの搭載はかなりいろいろと調べて組み上げました。
機器の選定など、サブバッテリーを搭載しようと考えている方の参考になれば幸いです。
車中泊をする際、エンジンを切っても電気が使えるように、ハイエースにサブバッテリーとインバータと走行充電器と外部充電システムをDIYで設置しました。
外部給電システムは家庭用コンセントに接続しているときは車内の電気はすべて使えてサブバッテリーにも自動で充電してくれます。
サブバッテリーシステムに必要な主要部品
- バッテリー
- 走行充電器
- インバーター
- 外部給電システム
- バッテリー電圧計
- バッテリーチャージャー
- ワイヤーハーネス(2ゲージ〜16ケージ)
- リレー
バッテリー
サブバッテリーに使用するディープサイクルバッテリーには、大きく分けて、「鉛バッテリー」と「リチウムイオンバッテリー」が存在します。
今後主流となるバッテリーは「リチウムイオンバッテリー」ですが、車載用のリチウムイオンバッテリーは非常に高価で1つ10万円以上します。
一方で鉛ディープサイクルバッテリーの寿命は、平均で3年前後といわれています。
一方、リチウムイオンバッテリーは種類によって異なりますが10~15年と長寿命です。
液漏れの心配もないので予算に余裕があればリチウムイオンバッテリーの一択ですね。だがしかし予算的にとても手が出ないので、今回は鉛バッテリーにしました。
鉛バッテリーは、安価なものだと、AC DELCO製のVoyagerやG&Yu製のディープサイクルバッテリーが、1つ1万5千円前後で購入できます。当方はこのDELCOのバッテリーを並列に2個使用しています。
走行充電器ー アイソレーター
アイソレーターは実績のあるNewーEra製の 『SBC-001B』にしました。
出力電流MAX30A
主バッテリーを保護しつつ、補助バッテリーを充電。サブバッテリーを追加する際の必須システム。
発電機から、2つのバッテリーを充電する際のシステムとして効果があります。
簡単に説明するとサブバッテリーをメインのバッテリーの性能に影響なく適切に充電してくれる装置です。
インバーターDC/ACインバーター
DC/ACインバーターと呼ばれる機器。
このインバーターを搭載することによって車内にコンセントを追加でき、家庭用機器が使用可能となります。
インバーターは出力する波形に違いがあります。
出力波形の違いとして、主に3種類あり正弦波・ 擬似正弦波・矩形波というものが存在しています。
普段、家庭用コンセントから出力されているのは正弦波で価格も高いですが、正弦波のタイプを購入しましょう。
あと定格出力(容量)の違いもあり、この数字が大きいほど高い消費電力の電化製品が使えます。
キャンピングカーとして冷蔵庫や電子レンジ等の使用も想定している為、2000Wのインバーターを購入しました。
先人の方々を見るとYinleaderの インバーター 正弦波 12V 1500W 最大 3000W DC12V
が比較的安価で中華製だが永久保証付きなのでこちらを購入しました。
外部給電システム
こちらは先人の方々のサイトを参考に完成させました。
必要部品はバッテリーチャージャー、それからアダプター下図参照
七星科学研究所 メタルコネクタ NJC-20シリーズ 2極 PF (1個) NJC-202-PF
七星科学研究所 メタルコネクタ NJC-20シリーズ 2極 RM (1個) NJC-202-R
七星科学研究所 NJWアダプタキャップ 防水型(シェルφ20) 【NJW20ADCA】
三菱電機 SR-T5 AC100V コンタクタ形電磁継電器 (操作コイル: AC100V) (接点構成: 3a2b) (定格絶縁電圧: 690V) NN
あとは家にあった延長ケーブル、50Aブレーカーを使用しました。
配線図
まとめ
一通りの装備を一式作るのに時間はどうでも良いのですが費用はなんだかんだと9万ぐらいかかってしまいました。
筆者はクルマを自分で整備するのが好きなので満足していますが今は高容量のポータブルバッテリーが容量によりますが10万以下で購入できます。
ポータブルバッテリーでも充分にバンライフ楽しめます。
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