ハイエースのバッテリー交換のやり方やバックアップの設定方法のまとめ

バッテリーのメンテナンスはされてますか?これから夏に向けてバッテリーには負荷がかかる季節になります。

エンジンが掛からない症状のうちの半数はバッテリーの寿命と言われています。

お出かけ先でバッテリーが上がってエンジンが始動できない事のないようメンテナンスをしましょう。

バッテリーは取替すると高額になりますが自分で購入して取替すると約半額で高性能のバッテリーと交換ができます。

バッテリーの良否判定や交換方法、リセット方法をまとめているのでよかったら最後までお付き合いください。

ハイエースのバッテリー交換の目安はあるの?

バッテリーの寿命は車の使い方により異なりますが2〜4年と言われています。

一昔前までは始動時のクランキングスピードが遅くなる。パワーウィンドウのガラスの動きが遅いなどの兆候が見られました。

が最近のバッテリーは性能が高くてすごいんです!寿命を迎える直前まで頑張って突然、寿命を迎えます

基本的にバッテリーはプロの専門店では電圧と比重と呼ばれる二つの値を確認することで良否判定をします。

これはバッテリー液(希硫酸)の点検など火傷の可能性もあるので自分で点検するのは危ないのでプロにお任せしましょう。

ガソリンスタンド等でも無料で点検してもらえると思います。

あとはバッテリーの劣化の兆候として本体が膨らんでくる事があります。

ご自身でバッテリーの寿命の判断ができるのはバッテリーの外観の変形の確認、使用年数からの寿命の推測となります。

万が一の事を考えると3〜4年でバッテリーの交換はおすすめになります。

ハイエースのバッテリーはグレードやエンジンにより種類があります。

ハイエースに使用されているバッテリーの標準サイズは3種類あります。

標準仕様 寒冷地仕様
ガソリン2.0㍑ 55D23R 80D26R
ガソリン2.7㍑ 55D23R 80D26R
ディーゼル2.8㍑ 85D26R 85D26R✖︎2

ハイエースはグレードやディーゼルエンジンの種類も多く上記以外にもっと大きな容量のバッテリーを使っている車もあります。

基本的には

ガソリン車は55D23R  寒冷地仕様85D26R

ディーゼル車は85D26R 寒冷地仕様はもう一個追加といったイメージです。

バッテリーは2つ搭載されていても並列に接続しているので電圧は12Vです。

バッテリーのサイズはどんな種類があるの?

バッテリーのサイズ表記は以下になります。

55D23R

性能ランク        数字が大きいほど容量(性能)が高くなります。

バッテリー短側面のサイズ 車種ごとに取り付けられるサイズが決まっています。

バッテリーの長さ     車種ごとに取り付けられる長さが決まっています。

端子の位置        取り付けられる端子の位置が決まっています。

一般的にバッテリーをハイスペックのバッテリーにする場合は性能ランクを上げる形となります。

車ごとに搭載スペースや端子の形状が決まっているので性能ランク以外は基本的に同じ規格のバッテリーが必要になります。

  • 55D23R    → 100D23R
    85D26R   → 125D26R

パナソニックのCAOSバッテリーですとかなりの容量アップすることが出来ます。

お店でバッテリーを交換してもらうと安くても3万円はかかります。

ハイスペックバッテリーだと4万円ぐらいはかかってきます。

バッテリー交換を安く済ませるにはインターネット経由で購入して自分で交換するのが1番安価ですみます。

ハイエースのバッテリー交換の手順

ハイエースのバッテリーは乗用車に比べると少し分かりにくい所に搭載されています。

具体的には助手席の下のカバーをめくりあげるとバッテリーの交換が出来ます。

必要になる工具は10ミリのスパナがあれば取替可能です。

バッテリー交換は必ずマイナスターミナルから外します。
ハイエースの場合はバッテリーに向かって右側の端子がマイナスです。
プラスのターミナルは赤いカバーで覆われています。

万が一ショートすると大きいクルマ専用のヒューズ(フュージブルリンク)の取替等余計な出費が発生します。

交換手順

1. 助手席の下のカーペットをめくりあげ助手席の前方左右にあるロックレバーを解除する。

2. 助手席ごとエンジンカバーを持ち上げる

3. 助手席左側側面に付いている留め具でエンジンカバーを支持する。

  •  助手席側から見て右奥にバッテリーが収納されています。

4. バッテリーのマイナスターミナル外し

  •   スパナを使用して外します。

5. バッテリーのプラスターミナル外し

6. バッテリー固定クランプ外し

  •   バッテリー手前のクランプの10ミリのナットを外すと固定クランプが外せます。

7. バッテリー取り外し

  •  ななめ手前方向に引き抜くようにすると取り出しやすいです。

8. 新品のバッテリーを取り付け

  •  ターミナルの向きに注意する。プラスターミナルが左側に来るように取り付ける。

9. 逆の手順で取付

エンジンカバーはカーペットやシートベルトなど挟み込まないように注意してください。

エンジン音がうるさい、車内が暑い(エンジンの熱)の原因になります。

ハイエースのバッテリー交換後のリセット方法

ハイエースのバッテリー交換後のリセット作業はいくつかあります。

1. パワーウィンドウのオート機能初期化

  • エンジンを始動する
  • ガラスを全開にする
  • スイッチをUP側に押し続けて、窓ガラスが閉まり切ってから3秒以上保持する。
  • オート作動でガラスが上下することを確認。

2.ステアリングセンサーの初期化

  • 35キロ以上の速度で直進走行する。

3.パワースライドドアの初期化

  • スライドドアが正常に作動していれば不要です。
  • マニュアル操作でドアを開閉する

4.ドアロックの初期化

  • 運転席のドアロックをオン・オフする。

ハイエースのバッテリー交換のまとめ

自宅でエンジンがかからないならまだしも出先のバッテリートラブルは避けたいですね。

今回の内容をまとめると一般的なバッテリーは3〜4年が寿命となります。

自分でバッテリーの良否判定は使用年数から推測とバッテリー外観の点検くらいしかできません。

ガソリンスタンドやディーラーの専用のバッテリーテスターで判定してもらうのが確実です。

バッテリーはインターネットで購入して自分で交換すれば約半額で交換ができます。

バッテリーは必ず➖ターミナルからはずす。

交換後はリセット作業を行う。

自分で交換するのは大変ですがその分安く、取替ができます。

良かったらチャレンジしてみてください。

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