いま、キャンプ場でテントを使わない車中泊キャンプが注目されているのをご存じですか?
キャンプといえば現地に着いてテントを設営するのが醍醐味ですがそのスタイルも多様化しています。
そんな車中泊キャンプの魅力や初心者の方がハマりがちな注意点などこの記事を見てもらうとわかる様になっています。
良かったら最後までみてください。
車中泊キャンプの魅力を紹介
車中泊キャンプの魅力は大きく分けて3つあります。
大変なテントの設営の必要がない
キャンプをやってみたいと思った時に1番大変なのがテントの設営です。
設営してみると分かりますが時間がかかって大変です。
テントの設営と撤収のにかかる時間はだいぶかかるのは間違いないです。
この時間を他の事(遊びなど)に使えるのは大きな魅力ですね。
高いテントギヤを買わなくても良い
キャンプを始めようと考える時に1番高く費用がかかってくるのがテントです。
1人用のものでも5000円くらい〜メーカーもので数万円、家族で使用する大きいテントは20万をこえてきます。
この費用が浮くのであれば他のキャンプ道具を買う事ができますね。
どこでも場所が自由にキャンプできる
車中泊の良い所はどこでも泊まれる事です。
通常のキャンプ比べて自由度が高くなります。
禁止されているところでなければ道の駅、河川敷、海の駅など場所を自由に決められるのは大きな魅力です。
キャンプ場ならどこでも車中泊できる?おすすめキャンプ場はあるの?
基本的にキャンプ場で車中泊をしてはいけないルールは有りません。
しかし、最近キャンプ場での車中泊によって様々な問題が発生しています。
ひとつは音の問題です。
ドアの「バタン」と開閉音やスライドドアや車のドアロックなどの作動音が挙げられます。
もうひとつが光の問題です、クルマのヘッドライトの光やクルマの車内の光が漏れてしまっているなど大自然の中、静かに過ごしたいキャンパーさんにとっては迷惑行為でしかありません。
そんな事情からキャンプ場での車中泊を禁止しているキャンプ場があるようです。
基本的には問題ないのでマナーを守っていれば利用できます。
車中泊は基本的に禁止エリアでなければどこでも楽しめますが、キャンプ場と違いたき火をしたり、料理を作ったりすることが出来ません。
たき火や料理を楽しみたいのであればキャンプ場でサイト使用料をきっちりお支払いして利用する形となります。
そこでおすすめなのがRVパークです、基本的には車中泊をさせてくれる場所の提供をしてくれるところなのですが施設によっては焚火や料理が可能な所もあります。
神奈川県ですとRVパーク中津川があります。基本宿泊3000円にたき火ができるプレミアムサイトが追加で2000円で利用することが出来ます。
あとは完全無料の筆者お気に入りの無料キャンプ場もとてもお勧めです。
→https://bu-bublog.com/tashirounndoukouenn/
車中泊キャンプに必須の道具は何があるの?
車中泊を快適に過ごすためにはいくつかの必須のアイテムがあります。
1、マット
車中泊において一番重要になるのが就寝スペースです。
熟睡するためには車内のシートを倒したりしてなるべくフラットにする必要があります。
その際に厚手のマットがあると睡眠の質が格段にアップします。
2、カーテンorシェード
- 次に必須となるアイテムがクルマの窓を覆ってくれるカーテンorシェードです。
- 車中泊時に車内のプライバシーを保護してくれます。
- 光を遮断してくれるので車内のライトの光を遮断してくれたり朝方の太陽の光を遮断してくれます。
3、シュラフ(寝袋)
マットは布団でいうと敷き布団です。快適な就寝には掛け布団も必要ですね。
シュラフは種類がいくつかありますがコンパクトに収納できる掛け布団です。
コンパクトに小さく収納できるのでもち運びも楽で車中泊には最適です。
*通常の布団を車内にひいて寝ることもできますが布団は車内のスペースを大きく占有してしまうデメリットがあります。
4、ランタン
キャンプ経験者の方はいくつかのランタンはお持ちかと思います。
ランタンとは要は照明のことです。ラテン語でランプ、照明を意味するみたいですよ。
車内で過ごす際にはエンジンが止まっている状態で車のランプをずっとつけているとバッテリーが上がってしまいエンジンが掛からなくなってしまいます。
なので充電式のランタンがあると便利です。
ランタンはデザインや機能性、灯色などたくさん種類がありますので自分の車中泊スタイルに合ったものを選べば大丈夫です。
100均のランタンでも問題なく使えますよ。
テーブル
車内で食事やリモートワークなどする際にはテーブルがあると便利です。
色々な種類が有りますがまずは折りたたみテーブルがひとつあるだけでも便利です。
ポータブル電源
価格もそれなりにしますが一つあると車中泊だけでなくキャンプ場や停電などのいざという時にも使えるのでひとつあると良いかもしれません。
夏場の車中泊にあると便利なアイテム
車中泊の際にエンジンをかけたまま車中泊はできません。その際に以下のグッズがあると便利です。
1. 扇風機
夏場の車内はかなり高温になり車内の空気も滞留しがちです。
扇風機があると車内の空気を循環できるので便利です。
クリップ式やぶら下げ式、首振り式など種類が豊富にあるのでご自身の車にあった物を選びましょう。
2. 網戸とバックドアネット
窓ガラスもしくはバックドアを開けたまままにしても虫の侵入を防いでくれます。
防犯上、窓ガラスやバットドアを全開にして就寝する事は出来ませんが少し開けて置くだけでも車内の快適はかなり変わります。
扇風機と併用して使うと効果がありますね。
3. バックドアストッパー
バックドアストッパーはワゴンタイプのバックドアを少しだけ開けたままにできる商品です。
ドアのロック部にステーを挟む構造で締めてしまえば簡単には解除出来ないので防犯面でも優れている商品です。
冬場の車中泊にあると便利なアイテム
冬の車中泊で最も大切なのは防寒対策です。
1. 電気毛布
電気毛布は寒い車中を暖かく保温してくれます。電気毛布と寝袋があれば寒さからは解放されます。
ただし電気を使うの容量の大きいポータブルバッテリーなどが必要になります。
2,湯たんぽ
昔ながらですが湯たんぽは馬鹿に出来ません!たき火など出来るのであれば湯沸かししたお湯を湯たんぽに入れて使えばぬくぬく暖かいです。
今はバッテリー式の湯たんぽ等もあるのでお湯が無くても湯たんぽは使えますよ。
2. 毛布
冬場にはかかせないアイテムです。寝る際に毛布があれば暖かく過ごす事が出来ます。
車中泊キャンプする際に気をつけたい事、初心者は必見
車中泊には決められた暗黙のルールがあります。
1. アイドリングの禁止
2. 就寝スペースの確保、寝返りも出来ない環境ではエコノミー症候群になってしまう可能性があります。
3. 暑さ対策、寒さ対策
車内の温度は想像以上に過酷です。一歩間違えば、大変な事態に陥る可能性もあります。しっかりとした対策が必要になります。
4. マナー違反
車中泊でもキャンプ場でも同じですがサイレントタイムは音や光に気を付けましょう。
車中泊キャンプのまとめ
車中泊キャンプのメリット&デメリットを表にまとめてみました。
車中泊キャンプのメリット&デメリット | |
メリット | デメリット |
高いテントを購入しなくても良い | 車内の温度コントロールがしにくい |
どこでも泊まることができる | 車内空間はテントに比べると狭い |
テント設営の必要がない(時間を有意義に使える。 | 車内の就寝スペースやプライバシー対策を施す必要がある。 |
テントより外の音が聞こえないので静か | キャンプ場はそもそも車が入れない所がある |
雨・風に影響を受けにくい。 |
車中泊に必須+あると便利なリスト | ||
車中泊に必須アイテム | ||
マット | シュラフ(寝袋) | シェードorカーテン |
車中泊にあると便利なアイテム | ||
ランタン | テーブル | ポータブルバッテリー |
夏場の車中泊 | ||
扇風機 | 網戸&バックドアネット | バックドアストッパー |
冬場の車中泊 | ||
電気毛布 | 湯たんぽ | 毛布 |
最近になって車中泊に人気がでており、キャンプ場でテントを張らずに車中泊する、車中泊キャンプも人気がありますが車中泊の一番の醍醐味はいつでもどこでも車中泊できることです。
車中泊が禁止されている所もありますが仮眠させてもらうスタイルで道の駅に泊まってみたり河川敷などは無料で利用が出来てトイレも近い人気のスポットなどもあります。
田代運動公園キャンプ場の情報はこちら
その他、どんどん整備が進んでいるRVパークも公式に堂々と車中泊が楽しめます。
車中泊に適したクルマというのはありますが基本的にどんなクルマでも少しの道具を揃えてあげれば車中泊は可能です。
宿泊費用を抑えることが出来て、渋滞などを気にせずに移動が出来る!どうしても眠くなってしまったらサービスエリアで仮眠をさせてもらう事もできます。
自由度の高い車中泊はとてもお勧めなので良かったら始めて見てください。
その他にもクルマの車中泊に関するDIYや車中泊スポットの情報など書いているので良かったらみてください。
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