ドライブレコーダーは法律で取付できる場所や取り付け角度など、きまりがあり、どこに付ければ良いか悩みますよね?
また取付ける本体の角度や取付方法にもいろいろ注意点があるんですよ。
筆者のおすすめするドライブレコーダーの取り付け位置は助手席側の一択です。
運転席側に付けると視認性が悪くなりぶっちゃけ邪魔なんですよね。
そんなドライブレコーダーについて最後まで読んでもらえるとドライブレコーダーの必要性と正確な取付場所、その他注意点がバッチリ理解できるようにまとめてあります。
良かったら最後までお付き合いください。
ドライブレコーダー(ドラレコ)取り付け位置は運転席側?助手席側?取り付けの位置は法律で決まりがあるの?
基本的には窓ガラスに余計な物を付けると視認性が悪化する可能性がある為、道路交通法で禁止されているのをご存知ですか?
ただしドライブレコーダーの設置は、道路運送車両の保安基準の第29条でフロントガラスに貼り付ける事を認められています。
ドライブレコーダーは既定の範囲内に設置すれば取付する事を認められているんですよ。
その1. フロントガラスの上面20%以内もしくはバックミラーの裏側
その2. フロントガラスの下側150mm以内の範囲
フロントガラスの上面の20%以内であれば運転席側でも助手席側でも問題はありません。
ですが運転席側にドライブレコーダーを設置すると運転の際にドライブレコーダーが邪魔をして視認性が悪くなるんです。
特に邪魔だと感じるのは信号機がみずらい事です。
ドライブレコーダーが邪魔をして信号機が見えないんですよー。
なのでドライブレコーダー取り付け位置は助手席側一択となります。
なんと無く、運転席側から録画した方が映像がよく確認できそうに感じませんか?
ですが今のドライブレコーダーは性能が良いので広角に録画できるので助手席でも全然問題ありません。
なのでバックミラーの裏側など視界の妨げにならない場所が一番適しているんですよ。
あとはガラスの下部にドラレコを取り付けする事も出来ますが実際には映像の下半分はボンネットが映りこんでしまうのでおすすめできません。
ドライブレコーダーは取付をした後にちゃんと自動車の前方が録画されているか確認が必要です。
録画した映像を元にドライブレコーダーの角度の調整を忘れない様にしてくださいね。
せっかく取り付けしたのにボンネットしか映像が映っていないという事もあり得ます。
ドライブレコーダー(ドラレコ)取り付け位置、新型車への取り付けは注意が必要!
特にここ数年は自動車の技術も進歩しているので色々なセンサーやカメラが搭載されています。
ドライブレコーダー取り付けにあたり、注意点が何点かあります。
1. 検査標章(車検ステッカー)に被らないように取り付ける
- 検査標章(車検ステッカー)は車検時に剥がして更新すると新しいステッカーに張替えが必要です。
- ステッカーに被らないように取り付けましょう。
2. ワイパーの可動範囲にドライブレコーダーが取り付いているか?
- 雨の日などワイパーを使わないと前方の視界は見えませんよね?
- ワイパーの可動範囲にドライブレコーダーのカメラを取り付けしないと雨の日や雪の日の映像を確認する事ができません。
3. 自動ブレーキのカメラやオートワイパーのセンサーの邪魔にならない所につける
- 最近の車には自動ブレーキが搭載されている自動車が増えています。
- あまり近くにつけてしまうとドライブレコーダーの映像に自動ブレーキのカメラなどが映り込んでしまいます。
4. フロントガラスへのカメラの貼り付けは専用の強力両面テープを使用
- カメラを直接ガラスに貼り付ける場合は必ず専用の耐熱両面テープを使用します。
- フロントガラスは特に夏場はかなりの高温になります。
- 夏場などカメラが脱落してしまう原因になります。
ドライブレコーダー(ドラレコ)の種類と取り付け方法は?
ドライブレコーダーには種類が豊富に用意されています。
ドラレコの種類 | ルームミラー型 | カメラ一体型 | カメラ別体型 | 電子インナーミラー型 |
カメラの種類 | フロントカメラのみ | 前後カメラタイプ | 360度カメラタイプ |
いまよく売れているドライブレコーダーは煽り運転など後方の映像も確認ができる前後タイプのドライブレコーダーです。
カメラの形状も色々有りますがルームミラーに被せて使用するいわゆる、電子インナーミラー型のドライブレコーダーが人気があります。
ドライブレコーダーの取り付け方法は
ドライブレコーダーの取り付け方法は取り付けるドライブレコーダーによって難易度もまちまちです。
大まかな取付の流れは以下になります。
- カメラ本体の取り付け
- 配線の取り回し
- 電源の取り出し
前後タイプドライブレコーダーは後ろまでカメラの配線を引き回す作業がある為、難易度が高くなります。
電源の取り出しもシガーソケットに差し込むだけの簡単なタイプから配線を少し加工して電源取り出すタイプと種類があります。
ドライブレコーダー(ドラレコ)を取り付けする1番のメリットは何?
ドライブレコーダーは運転中の映像や音声を録画してくれるカメラ装置です。
フロントガラスに取り付け、車の前方や車内を録画してくれます。
主に万が一の事故の時に証拠映像を残す事ができるのが大きなメリットです。
ドライブレコーダーが普及するまでは万が一の事故の際に過失割合が決まらず揉めるケースが多かったのが実情です。
詳しく説明すると通常は交通事故が起きると当事者の記憶や目撃者の証言によって過失の割合が決定します。
現場検証や事故処理に時間がかかるケースも多くはっきりとした事故原因が分からない事からもめてしまうケースが少なからずありました。
ドライブレーダーに事故の際の映像が残されていると事故の原因がはっきりするので理不尽な要求をされる事が無くなります。
実際に相手の車が赤なのに交差点に進入してきて事故を起こしたにもかかわらず嘘をついて信号は青だったと理不尽な請求をされてしまうケースもあります。
証拠がない場合、保険会社も示談できないので長引くケースもあります。
その他、ドライブレコーダーにはGPSが搭載されているものが多いので映像と共に走行記録を残すことができたり、スピードの出しすぎの案内など安全性にも効果があります。
ドラレコ取り付けは運転席?助手席?取り付け位置のまとめ
ドライブレコーダーの取り付けできる範囲は法律で決まっています。
- フロントガラスの上面20%以内の範囲もしくはフロントガラスの下面から150㍉の範囲
- ワイパーの可動範囲にカメラを取り付けする
- 検査標章(車検ステッカー)に被らない様にカメラをつける
- 自動ブレーキやオートワイパーのカメラやセンサーの側にドラレコをつけない
- カメラは運転席側は視界の妨げになるので助手席側に付けるのがセオリーです。
- フロントガラスは高温になる為、専用の耐熱性の強力両面テープを使いカメラにつける
- カメラの角度調整をしっかりと行う。
以上を守る事で自分でもドライブレコーダーを取り付けする事ができます。
取り付けには電気の知識やクルマの内張りを分解したり専門的な知識も必要とされます。
クルマの車種ごとに作業のやり方も違いますので自信のない方はプロの整備士さんに取り付けをお願いするのがおすすめです。
我こそは自分で付けるぞって方はここで紹介した注意点を確認の上、DIY取付にチャレンジしてみてください。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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