ハイエースの空気圧どのくらい入れて置けば良いかご存知ですか?
基本的にハイエースはバン仕様なので重たい荷物にも耐えられる様一般的なタイヤよりも頑丈なタイヤが装着されます。
今回は燃費や乗り心地を考慮して1番おすすめの空気圧をご紹介します。
空気圧の調整はバカにはできない大事なメンテナンスのひとつです。
良かったら最後までお付き合いください。
ハイエース空気圧は下げた方がよい?空気圧の確認方法は?
自動車タイヤは指定された適正空気圧を保つことが重要です。
正しい空気圧を保つことで、タイヤの寿命を延ばしたり、燃費の改善にも繋がります。
ハイエースの場合、各車種やグレードによって基準の空気圧が異なりますので、適切な空気圧を知っておきましょう。
ハイエースの空気圧は運転席ドアを開けた所と取扱説明書などに空気圧一覧が記載されています。
一般的な空気圧は以下です。
タイヤサイズはノーマルタイヤ185/80R15の場合の空気圧です。
フロント空気圧 | リヤ空気圧 | |
スーパーGL軽積載 | 320kpa | 300kpa |
スーパーGL定積載 | 325kpa | 350kpa |
DX 軽積載 | 325kpa | 400kpa |
DX 定積載 | 350kpa | 425kpa |
ワゴン |
乗車人数やボディ形状によっても空気圧は変わる場合がありますので自分の車両の仕様に合わせて確認しましょう。
適切な空気圧を保つと2つの良い効果があります。
1.タイヤの寿命を延ばすことができます。
2.燃費改善にもつながります。
タイヤが適切な空気圧であれば、転がり抵抗が減少し、燃費が向上します。
タイヤの空気圧を下げると乗り心地は良くなりますが一般的に燃費の悪化とタイヤの変摩耗により、少しの乗り心地改善に対してのデメリットが大きくなります。
ハイエース、インチアップした場合の空気圧はいくつにすれば良いの?
ハイエースをカスタムする上でインチアップしたホイールを装着することが挙げられます。
インチアップによって、よりスポーティーで個性的な外観を演出することができます。
しかし、インチアップしたホイールを使用する場合、適切な空気圧の調整が重要です。
タイヤのメーカーやタイヤのグレードによっても変わりますが基本的にはロードインデックスという負荷能力が決まっています。
そしてこのタイヤの負荷能力は空気圧によって負荷能力が変わるんです。
もう少し詳しく説明するとタイヤの空気圧が高くなるとタイヤが支えられる重さも大きくなります。
16インチや17インチなどのインチアップしたホイールを装着する場合、車の重さとロードインデックスと空気圧を適正に合わせる必要があります。
一般的なインチアップタイヤの推奨空気圧を以下に記載しておきますので参考にしてもらえたらと思います。
フロント空気圧 | リヤ空気圧 | |
16インチ | 375kpa | 350kpa |
定載時 | 375kpa | 400kpa |
17インチ | 375kpa | 350kpa |
定載時 | 375kpa | 400kpa |
18インチ | 400kpa | 375kpa |
定載時 | 400kpa | 425kpa |
なお、ハイエースの規格にあったそれぞれのタイヤサイズを選択した場合に限ります。
ハイエースの乗り心地と燃費を考えた空気圧の設定
ハイエースの乗り心地と燃費を考えると空気圧はどうしたらよいのか気になりますよね?
ハイエースを快適に運転するためには、乗り心地と燃費の両方を考慮する必要があります。
その鍵となるのが適切な空気圧の調整です。
適切な空気圧を保つことで、乗り心地と燃費の両方をバランスよく向上させることができます。
まず、空気圧が基準の設定より高い場合、燃費が良くなるとされています。
タイヤの設置面積が少なくなり、転がり抵抗が減少するためです。
しかし、空気圧を高くしすぎるとタイヤの偏摩耗の原因となる可能性がありますので注意が必要です。
一方、空気圧が低いと乗り心地は良くなりますが、燃費は下がる傾向があります。
タイヤの柔軟性が増し、路面の凹凸を吸収することで乗り心地が向上しますが、転がり抵抗が増加し燃費が悪化します。
ハイエースの場合、空気圧は車両の積載状態や乗車人数によっても調整が必要です。
ハイエースの乗り心地を向上させつつ偏摩耗や劣化を防ぐのは指定された空気圧に調整が必須となります。
一般的に貨物車ではありますが荷物をそんなに乗せて乗るケースは少ないと思うので定載時ではなく標準の空気圧に調整しておくのが1番おすすめです。
乗り心地を重視する場合は気持ち少なめの空気圧を、燃費を重視する場合は基準の空気圧を選ぶことがポイントです。
ハイエース空気圧のまとめ
ハイエースに限らずですがタイヤの空気圧は適正な空気圧に調整をしてあげる必要があります。
一般的にタイヤの空気圧は2ヶ月で10%の空気が抜けると言われています。
ガソリンを入れるタイミングなどで最低でも2か月に1回は空気圧の調整をしてあげる事をお勧めします。
適正な空気圧を保つことは燃費の向上とタイヤの寿命を長くすることができます。
ハイエースの空気圧はドアを開けた所に空気圧が記載されています。
インチアップしたタイヤの空気圧はロードインデックスという、負荷能力が車の重さに対して決まっているのでタイヤの空気圧は指定された空気圧を守る必要があります。
一般的にノーマルタイヤよりも高い空気圧になる事が多いです。
結論的には決まった空気圧より、低くすると乗り心地は良くなりますが燃費の悪化、タイヤの偏摩耗によりタイヤの寿命の低下などデメリットの方が大きいことが多いです。
ハンドリング操作も重たくなるので運転も疲れやすくなります。
指定された正規の空気圧を維持することで乗り心地とタイヤを長く使うことが出来ます。
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