タイヤの交換時期(寿命)ってご自身で判断できますか?
ガソリンスタンドやディーラーへ行くとそろそろタイヤ交換が必要ですよ!
と言われ自分でチェックすると、まだまだタイヤの溝はあったりして、いつがタイヤ交換の時期か判断が難しかったりします。
ガソリンスタンドでタイヤ交換が必要と言われ高額な費用を払ったが実はまだ交換しなくていいタイヤを交換させられてしまったという話も聞いたりします。
そこでタイヤの取り換えを検討する為の判断基準をご案内します。
タイヤの交換の時期の判断基準は?ひび割れなど見分け方は?
- 製造年月
- タイヤの側面にはタイヤのメーカー、銘柄、タイヤサイズ、製造ロットが記載されています。下図ですと2421が21年24週目の製造となります。大体目安として4年ぐらい経過すると劣化して取り替える目安になってきます。
- ひび割れの状態
- タイヤひび割れ、亀裂などは要チェック項目です。タイヤのひび割れは主にタイヤサイドを目視にてチェックします。
- 接地面のひび割れも重要なのですがタイヤのサイドはゴム圧も薄く路面から衝撃を吸収する為サイドウォール部のひび割れや傷は良くチェックしましょう。
タイヤの交換時期の距離での判断基準は?
- スリップサイン
- タイヤの溝にはスリップサインというタイヤの使用限度を分かりやすく表示してくれるものがあります。
- 新品のタイヤは一般的に7~8ミリですがこのスリップサインまでタイヤがすり減ってしまうとタイヤの使用限界となります。
- スリップサインは1.6ミリに設定されておりこのスリップサインがでてしまうと車検にも合格することは出来ません。
- 一般的には3ミリぐらいまで溝が減ってくるとスリップしたり制動距離が伸びたりブレーキやハンドルが利かなくなる可能性があります。
- タイヤは5千キロで1ミリ摩耗すると言われているので大体3万キロ走行すると取り換えの目安になるかと思います。
タイヤの交換時期を長持ちさせる為には
- タイヤ空気圧調整
- タイヤの空気圧は適正な圧力を保持する事によって性能を発揮できます。
- タイヤの空気圧が低いとタイヤのたわみが増えて転がり抵抗が増え燃費の悪化につながります。
- 逆に空気圧が高くても乗り心地の悪化、タイヤの偏摩耗につながります。
- タイヤの空気は自然に抜けてしまうので1か月に一度は調整するようにしましょう。ガソリンスタンドでもお願いすればチェックしてもらうことが出来ます。
- タイヤローテーション
- ローテーションとは、タイヤの装着位置を交換することをいいます。
タイヤは車種や装着位置などにより、摩耗の度合いが異なります。 - 一般的にはFF車が多いのでフロントのタイヤが早く減ってしまうのでローテーションを行うことで、偏った摩耗を予防することができます。
- ローテーションとは、タイヤの装着位置を交換することをいいます。
- 艶出し剤/保護剤の使用を控える
- タイヤには表面に染み出して劣化を抑える成分(老化防止剤)があります。
- 艶出し材などでタイヤがピカピカになっていると気持ちはいいのですがタイヤにとって艶出し材は(老化防止剤)を落としてしまい、ひび割れの原因となることがあります。
- 塗布はできるだけ控えた方がタイヤの寿命は長くなります。
タイヤ交換時期のまとめ
例えば新車でクルマを購入してタイヤを取り換える時期を迎えると一般的には年間5000キロ走行だとして4年目ぐらいにタイヤの取り換えの検討をしないといけない時期になると思います。
タイヤは車の維持の中で車検の次に高い買い物となりますのでタイヤのサイズにもよりますが5万~18万ぐらいはかかってくると思います。
もしタイヤを取り換えを検討するのであればクルマの乗り換えも一緒に検討してみてください。
もし5年目、6年目でもしクルマを乗り換えるのであればタイヤを取り替えてしまうのはもったいないと思います。
仮にタイヤを新品に取替をしてすぐにクルマを買い替えしたとします。その時の自動車の買取の査定額は高くなっても1万円ぐらいです。
それでもタイヤ交換するならお得に安く交換したくはないですか?
タイヤはネット通販でたくさんの銘柄から選択でき予算内のモノを選択してお安く取り替えましょう!
一昔前はタイヤ屋さんが持ち込みタイヤの取り換えをしてくれませんでしたが今はタイヤの組み換えも指定のタイヤ屋や整備工場へ出向くだけです。
注文から装着までは多少時間がかかるといったデメリットはありますが、安いです。
ネットでタイヤを購入する方法は以下の記事で詳しく書いていますので興味ある方はご覧ください。
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